IchigoJam(のBASIC) でプログラミングをする上で非常によく使う「GOTO」コマンド
少し複雑なプログラムを作る場合は欠かせないコマンドです。
また、ゲームを作る場合にもほぼ必ず使うことになるので、是非とも使いこなしたいところです。
この記事では、「IchigoJam」の GOTOコマンド について解説したいと思います。
- 「IchigoJam」の GOTOコマンド の使い方が分かる。
「IchigoJam」って何?という方は、下記の記事をご覧ください
GOTO コマンドって?
GOTO コマンドは、指定した番号の行へ飛ぶためのコマンドです。
書き方は、GOTOの後に飛びたい先の行番号を指定します。
GOTO 行番号
例えば、下記のように書くと
行番号 10 → 20 → 30 → 40 → 50 と処理が進んでいき
50行目に GOTO 10 とあるので、 10行目に飛びます
つまりこの場合、50行目が済むと毎回10行目に戻るので、延々と繰り返すような動きになります。
GOTO の使いどころ
GOTO は処理の順番を指定行に飛ばす、という単純なコマンドなので
使い道、というほどのことでも無いのですが
慣れていない方のために、いくつか使用例を挙げておきます。
ループ処理に使う
「GOTO」はループ処理に使うことができます
先ほど出てきた下記のプログラムも、ループ処理として利用しています。
50行目の「GOTO 10」で10行目に戻ることでループするという仕組みです。
非常に良く使いますので、ぜひ覚えておきましょう。
条件分岐と組み合わせる
もう一つ、条件分岐と組み合わせるという使い方があります
例えば下記のような使い方です。
これは、先ほどのループ処理プログラムに少し手を加えています
行番号 10 → 20 → 30 → 40 → 45 と処理が進み
45行目は、<スペースキー>が押されているかを判断しています。
ひとつ目のルート
<スペースキー>が押されていない場合は、50行目に移り GOTO 10 で10行目に飛びます
このルートは、先ほどのループ処理プログラムと同じです。
ふたつ目のルート
<スペースキー>が押されている場合は、GOTO 60 で60行目に飛びます
60行目で、”END THE PROCESS” と表示し
70行目で、処理を終了します。
このようにIF文(条件分岐)と組み合わせることで、少し複雑な処理が可能になります。
まとめ
今回はIchigoJamの GOTOコマンド について解説しました。
GOTOコマンドは、IchigoJamのプログラミングでは非常に良く使用します
使えるようになるとプログラミングの幅が広がりますので、ぜひとも身に付けて
どんどん使っていってください!
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